リレーコラム

片桐直哉


vol.74

2021/04/13

 京都府も、412日からコロナウイルス感染症のまん延防止措置がスタートしました。

2回目の緊急事態の解除から1か月ほどで、再び拡大が始まっています。

 昨年から、緊急事態などの行動の制限で感染者を減らすことができても、制限を緩和するとまた感染者が増え、行動の制限をするということが繰り返されています。

2月末に緊急事態の解除が検討されていた時期に、代表質疑で市長に観光客誘致の再開時期をどう考えていくかを問いました。コロナの拡大がおさまらないいまの状況のなかで、観光客誘致の取り組みを、再開させていくことはできません。

 増え続ける観光客と市民生活の調和という、2020年のはじめまでの京都市の大きな課題は、状況が一変しました。国内観光客が多く訪れていた昨年の秋や、今年の春のごく一時期を除いて、観光地や市内の交通機関の混雑は見られなくなっています。

 だからといって、観光客と市民生活の調和をどうすべきかを、考えなくていいということではありません。短期的な状況に振り回されず、今後の京都の観光の姿が、どうあるべきか、じっくり議論し、そのための施策を構築していかなければなりません。